アルゼンチンとの身長差を克服する為に、スピードとアウトサイドからの攻めをいかに駆使するかに興味ある第1戦。
第1ピリオド、アルゼンチンの強い当たりのマンツーマンディフェンスを攻めあぐんだ日本は、パスカットやドリブルカットからの速攻、そしてリバウンドを支配されて18−32とリードを許す。
第2ピリオド、ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスを使い分けた日本は、#4柏倉、#6田臥らの好パスと#5佐藤(健)のシュートで15−17と互角のゲームに持ち込むがアルゼンチンのセンタープレーヤー・#4ルイスと#5フェデリコのインサイドプレーに圧倒される。
後半、アルゼンチンは勝負どころでガード2人の巧妙なパスワークと身長差を生かした強引とも思えるカットインで差を広げて余裕のあるプレーに終始した。
日本は#7村山の3Pシュートで食い下がり会場を沸かせる場面もあったが、逆にアルゼンチンのスピードに振り回されることが多く今後の課題がはっきりと見えた一戦であった。
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