■男子オーストラリア代表チーム紹介
オーストラリアはオリンピック、世界選手権の常連チームで、現在のFIBA世界ランキングは8位。過去3回オリンピックでベスト4に入るなど、長年にわたり強豪国としての地位を築いてきており、2006年FIBAバスケットボール世界選手権へもFIBAオセアニアからの出場が決定している。
自国のリーグばかりでなく、ヨーロッパなど海外のプロリーグで活躍する選手も多く、これまでに、国民的ヒーローのアンドリュー・ゲイズを筆頭に、マイケル・ジョーダンとともにNBAチャンピオンリングを獲得したルーク・ロングリー、アテネオリンピックで代表のエースとして活躍したシェーン・ヒールなどがNBAでもプレイ。同オリンピックでスターターを務めたアンドリュー・ボガット(ユタ大学在籍)は、今年のNBAドラフトでトップ指名をされている。
オーストラリア・スポーツ研究所(AIS)を中心とした若手の育成も熱心であり、2003年の世界ジュニア選手権では優勝を果たした。AISからは、今年開催されるナイキ・フープ・サミット(※)の世界選抜チームにも2名の選手が選出されるなど、今後のオーストラリアチームの中核を担う選手たちが輩出されている。
そのほかにも現在NCAAでは数多くの選手がプレイしており、こうした世界レベルの有望選手たちが切磋琢磨し、オーストラリア代表チームを支え、2006年FIBAバスケットボール世界選手権大会でのタイトル獲得を目指している。(メンバー表へ)
(※)アメリカ高校選抜と19歳以下の世界選抜の対抗戦。1995年より過去7回開催されている。今年はモントロス・クリスチャン高校で活躍した松井啓十郎選手が世界選抜チームに選出された。1999年の田臥勇太以来、2人目の日本人選手となる。
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