■イラン代表チーム紹介(FIBAランキング37位 2006年6月現在)
近年、世界の中でも大きくその実力を伸ばしているアジア地区において着実に成長を続け、2006年6月現在のFIBA[ランキングでは37位に位置するイラン(正式名称:イラン・イスラム共和国)。昨年9月、世界選手権のアジアゾーン予選を兼ねてカタールで開催された第23回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会では、中国を下すなどしてグループ2位で予選ラウンド通過。続く2次ラウンドでは3位となり、順位決定戦(5・6位決定戦)で日本と対戦したことは記憶に新しい。この試合、イランは61-72のスコアで敗れ6位に終わりはしたが、粘り強いディフェンスやここぞという場面で見せる猛烈な追い上げなど、集中力の高さと堅実なバスケットボール・スタイルをアピールした。
また、ここ数年は選手層に厚みを増してきており、特に2004年に開催された第4回FIBAアジアヤングメン男子バスケットボール選手権大会、第18回FIBAアジア男子ジュニア選手権大会では、ともに優勝を飾っている。2つの世代でアジアの頂点に立ったことで、若手世代の積極的な強化育成が実を結んでいることが伺え、2008年北京オリンピック、2010年世界選手権を見据えた基盤作りが着々と進んでいると言える。
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