今シーズンから日本代表ヘッドコーチに就任した、ジェリコ・パブリセヴィッチ氏の国内初采配となるキリンカップバスケットボール第1戦は、7月24日18:30から秋田県立体育館で開始された。
第1ピリオド、序盤、日本はセットプレーから#12渡邊をはじめそれぞれのプレーヤーが得点を重ね有利にゲームを進めた。これに対しポルトガルも、#13エヴィオラのポストプレーを中心に日本に追いすがり、残り4分#6コスタの3Pシュートで14−16と逆転した。日本は3:37タイムアウトを取り、立て直しを図ろうとするが、逆にポルトガルの速攻が続けざまに決まり17−27の10点差で第1ピリオドを終えた。
第2ピリオド開始直後、日本は#4柏倉を投入し打開しようとするが、ポルトガルの粘り強いディフェンスにはばまれ思うようにシュートが決まらない。逆にポルトガルの#9シルヴァ、#14マヌエルなどのカットインについていくことができず日本はファールを重ねた。さらに、ポルトガルは集中力を欠いた日本のミスを確実に得点に結びつけ27−48の21点差で前半を折り返した。
第3ピリオド、日本は#15高橋の豪快なアリウープからスタート。#8青野のポストプレーも決まり、波に乗るかと思われたが、やっと得たフリースローを再三はずし、リズムに乗ることができなかった。逆にポルトガルは、速攻や#6コスタの3Pシュートが確実に決まり、点差を38−70の32点と広げ第3ピリオドを終了した。
第4ピリオドに入り、日本は#14石坂を中心にやっとリズムに乗ってプレーできるようになった。ディフェンスからの速攻やカットインからのカウントワンスローが決まり追いすがるものの前半の得点差が大きく響き、結局65−87の大差でポルトガルに敗れ、パブリセヴィッチ・ヘッドコーチの国内初陣を飾ることができなかった。
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