キリンカップ2004 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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チーム紹介

 
■男子出場チーム紹介

<男子日本代表チーム>
 日本での開催が決定している2006年FIBAバスケットボール世界選手権に向けて、強化を進める男子日本代表。昨年から指揮を執るジェリコ・パブリセヴィッチ ヘッドコーチの下、現在も昨年に続き2回目となるヨーロッパ遠征中であり、一か月以上、ハードなスケジュールの中で、体力面、戦術面、そして日本代表としての精神面を鍛えあげている。現日本代表の特徴といえば、若手、特に学生を積極的にピックアップしているところにあるだろう。2メートルツインズとして高校時代から脚光を浴びている竹内公輔、譲次兄弟、すばらしい身体能力を持つ桜井良太らが代表候補に名を連ね、パブリセヴィッチ ヘッドコーチも期待を寄せている。もちろん、ベテランのインサイドプレイヤー古田悟、チームのエースと目される渡邉拓馬、仲村直人、伊藤俊亮ら中堅プレイヤーたちがこのチームの中で重要な役割を担うことは言うまでもない。2年目となったパブリセヴィッチ率いる日本代表にとって、キリンカップバスケットボール2004は最重要大会となる。2006年に向けて、ステップアップした代表の姿に注目と期待が集まる。(メンバー表へ

<男子イングランド代表チーム>
 イングランド代表は、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの4つの独立した協会で組織される英国バスケットボール界の中核的存在で、来日は21年ぶり2回目。今年新たに就任したピーター・スキャントルバリー・ヘッドコーチが率いる新生イングランド代表のアジアでの初采配となる。ポルトガル代表をFIBAヨーロッパ選手権2003セミファイナルラウンドで破った実力を持つ。(メンバー表へ

 

■女子出場チーム紹介

<女子日本代表チーム>
 1996年アトランタオリンピックも経験し、長年代表を引っ張ってきた濱口典子、大山妙子、永田睦子といった中心メンバーに加え、次世代の台頭が著しい。アテネオリンピック出場権を獲得した1月のFIBAアジア選手権(仙台)において勝負強さを見せた矢野良子、絶対的な司令塔であった楠田香穂里が欠場することになった準決勝・韓国戦でみごとにその代役をこなした薮内夏美、さらにはインサイドでねばり強いプレイを発揮した江口真紀、脚力を生かしたプレイで相手を翻弄しムードメイカーとなった立川真紗美らが戦力として計算できるようになった。さらに今回のカナダ遠征では最年少の大神雄子も得点力のあるポイントガードとして結果を見せており、楽しみな存在となってきている。他国に比べ、高さに劣る日本にとって、機動力こそ最大の武器となる。こうして選手層に厚みが増してきていることは、まさに求めてきた結果といえるだろう。キリンカップにおいてこの夏に向けての強化の成果を、日本のファンの前で見せてくれるに違いない。(メンバー表へ

<女子ブルガリア代表チーム>
 ブルガリア代表は、オリンピックでメダルを獲得したこともある名門。76年のモントリオール大会で銅メダル。80年モスクワ大会では西側諸国が不出場ではあったが、銀メダル。その後の88年ソウル大会でも5位を記録している。そのほか、たとえば、1958年にはソ連に勝ってヨーロッパ・チャンピオンになっており、同チャンピオンシップにおいて2位が5回、3位が4回とヨーロッパの強豪として名を馳せてきた。しかし、90年代以降、やや低迷が続いている。
 ブルガリアは海外との交流が盛んであり、選手の何人かは他国でプレイしている。また女子プレイヤーのトップ20のうち、半分近くはアメリカのフロリダ国際大出身であり、そこからWNBAでプレイした選手も輩出している。
 ブルガリア代表は9月8日から9月25日まで、フィンランド、ポーランド、セルビアとの非常に厳しい試合を行う2005ヨーロッパ選手権の予選ラウンドがあり、その大会に向けて強化を進めている。復活を目指すブルガリアにとって、オリンピックに出場する日本代表との対戦は非常に重要なものになるだろう。(メンバー表へ


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